2026年8月– date –
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政治
円安で増える利益は誰に届くのか 日本経済の分岐点は「輸出額」より実質所得
円安は輸出企業や海外事業の利益を押し上げる一方、輸入物価を通じて家計と中小企業を圧迫します。日本経済への成否を分けるのは、為替水準そのものではなく、増えた利益が賃金・取引価格・国内投資へ回るかです。 -
政治
訪日客4,268万人の利益は地域に残るか 観光公害を「受益と負担」で考える
インバウンド消費が過去最高を更新しても、その利益が地域全体へ均等に届くわけではありません。観光公害を、旅行者数ではなく地域に残る所得、住民負担、税財源の配分から考えます。 -
政治
魚の値段は燃油だけでは決まらない 漁業支援を食卓の安定につなげる条件
漁業用燃油の高騰は、魚価を一律に押し上げるのではなく、出漁と投資を縮小させて供給を不安定にします。2026年の補塡制度を手掛かりに、食卓への影響と省エネ投資へつなげる条件を整理します。 -
政治
大規模農業だけでは食卓を守れない 法人と家族経営を組み合わせる食料安全保障
農業の大規模化は、担い手が急減する日本で生産を維持するために欠かせません。ただし食料安全保障を強くするには、法人への農地集約だけでなく、家族経営や地域組織を含む複線的な生産体制が必要です。 -
政治
米は足りても値段はすぐ下がらない 高騰を招いた需給・流通・備蓄の三つのずれ
米価高騰は、生産不足だけでなく、精米歩留まりの低下、民間在庫の減少、集荷ルートの変化が重なって起きました。2026年産の供給が増えても値段がすぐ下がらない理由と、備蓄米政策の限界を整理します。 -
政治
荷物が運べないと値札が上がる 物流危機を家計問題として考える
物流危機は運賃だけでなく、在庫費用や供給不足を通じて物価へ波及します。トラック運転手不足を家計問題として捉え、2026年度から本格化した荷主規制と政策の課題を整理します。 -
政治
学び直しだけでは雇用不安は消えない リスキリング政策に必要な「仕事への接続」
リスキリング支援は受講費補助から生活費融資まで広がったが、講座だけでは雇用不安は減らない。学んだ技能を求人、社内配置、賃金へ結び付ける制度設計と、修了後の成果検証が必要だ。 -
政治
フリーランス新法は働き手を守ったか 1,552件の措置が示す契約実務の壁
フリーランス新法は取引条件と支払いを守る土台として機能し始めたが、仕事や最低報酬まで保証する制度ではない。2025年度の1,552件の措置から、現場の課題と次に必要な改善を検証する。 -
政治
「同じ仕事なら同じ待遇」は道半ば 非正規2128万人と2026年改正の焦点
同一労働同一賃金は制度として前進した一方、2025年の非正社員の所定内給与は正社員を100として67.4にとどまります。2026年10月改正が待遇差の説明と実際の改善につながる条件を整理します。 -
政治
賃上げの波は企業規模の壁を越えたか 2026年春闘が映す中小企業の実力差
2026年春闘の賃上げは中小企業にも波及したが、大企業との格差は残った。価格転嫁、生産性、交渉力の違いから、賃上げを翌年以降も続けるための条件を検証する。